北海道薬科大学C棟
薬学部が6年制に移行するにあたっての新校舎建設プロジェクト。
系列校の北海道工業大学 佐藤孝教授をチーフに設計プロジェクトチームを組織し、基本設計に参加しました。
校舎の主要な機能である教室やゼミ室を吹き抜け側に張り出し、そのヴォリュームのズレによって生み出された空間をこの校舎の内部的なキャンパスとして利用。北側に配されたその吹抜空間はカーテンウォールによって外部と隔てられ、全面が海へと開かれています。
冬は雪などの気候条件によって屋外活動が困難になる北海道において、この施設は屋内でのキャンパス実現を主眼に様々な学生の活動空間を創造しています。
●日本建築学会 作品選奨受賞
●照明普及賞 優秀賞受賞
Data
名称:北海道薬科大学臨床講義棟C
所在:北海道小樽市桂岡
用途:大学施設(校舎)
構造:鉄筋コンクリート造4階地下2階建
基本設計・意匠監理:
佐藤孝(北海道工業大学)
芳川朝彦・名古屋英紀(a-plus)、
中舘誠治(NDS)、船坂大樹(tobeDesigned)
実施設計:大成建設設計部
施工:大成建設