珈琲考房
札幌市より自動車にて1時間程度、長沼町の丘陵部に位置する自家焙煎のこだわりの珈琲と、石狩平野の田園風景を見渡す眺望が特徴の喫茶店です。
既存の八角形の店舗を周辺のランドマークとして位置付け、そのシルエットを最大限生かし、1階の増築部分を計画。外壁の素材も増築部は出来る限り背景となる森・丘に同化する素材を選択。それによって、周辺の景観へ与える影響を最小限に抑えることが可能になりました。
新しく設けられた、1階の客席スペースに設けた横長の開口部からは、木々の近景を楽しみながら奥行きのある田園風景が楽しめ、既存の2階から楽しめる風景とはまた違った楽しみが感じられます。また、店舗部分から見られる様配置した焙煎室がこの店舗のアイデンティティーを高めることに貢献しています。
カウンター席やボックス席等3つのゾーンに配置された客席部は、季節や時間帯によって変化する客層やニーズに柔軟な対応を可能にし、今後の運営におけるソフトの幅を広げるきっかけとなることを期待しています。
Data
名称:珈琲考房
所在:北海道夕張郡長沼町字加賀団体
用途:飲食店(喫茶店)
設計・監理:中舘誠治・田村美紀(NDS)
施工:池内建設 /長沼町
協力:櫻井百子(atelier momo)
設計:2008.02-
施工:2008.05-08